観光地として知られる栃木県日光市。日光には、古き良き情緒あふれる「日光市街エリア」と、見渡す限り大自然の中禅寺湖と奥日光のある「高台エリア」があり、どちらも違う美しさがあります。
今回は、この日光市街エリアと高台の大自然エリアを結ぶいろは坂をご紹介します。
いろは坂は「日本の道百選」の1つ
いろは坂は急な坂道が全長15.8km続く山岳道路で、上下界の標高差は440mもあります。そしていろは坂は「日本の道100選」の1つです。観光道路と言われるだけあり、もちろんただの山道というわけではありません。車を走らせて行くと、映りゆく景色は絶景です。美しいドライブコースとしても楽しめます。
日本の道百選とは
日本の道100選(にほんのみちひゃくせん)は、道の日の制定を記念して、1986年度および1987年度に、建設省と「道の日」実行委員会により制定された、日本の特色ある優れた道路104本である。
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いろは坂の見事な紅葉
いろは坂は紅葉が美しいことでも名高く、紅葉時期は、多くの観光客が訪れ渋滞してしまうほどの人気です。例年、紅葉は10月中旬~11月上旬に見頃を迎えます。
また、この急な坂道具合を目的に、ドライブやツーリングに来られる方もいます。景色を楽みながらの急カーブですので、運転には最善の注意を払ってくださいね。
登りは「第二いろは坂」下りは「第一いろは坂」
いろは坂のスタートは、日光市街方面から国道120号を直進したところにある栃木県日光市馬込です。いろは坂は、登りである第二いろは坂と、下りである第一いろは坂から成り、この馬返が分岐点となります。いろは坂は48箇所もの急カーブがあり、もちろん一方通行です。(ルートについては、詳しくはこちら>)
登りと下りの48のカーブを、いろは48音に例えたのことが「いろは坂」の名称の由来でもあります。
いろは坂の特長 「いろは歌」看板
いろは坂の特長としてまず浮かぶものは、48カーブにある看板ではないでしょうか。看板には、カーブの番号と、かな1文字がかかれています。看板の文字は、いろは歌の47文字に「ん」を追加した48文字です。いろは歌を「い」「ろ」「は」「に」…と数え詠みながら、カーブの度に看板を辿っていくのも楽しいでしょう。いろは歌を耳にしたことのないお子様でも、いろは坂を機会に覚えてくれたりしてもうれしいですね。
いろは歌(いろは歌については、こちらに詳しくまとめました。>)
いろはにほへと ちりぬるを
わかよたれそ つねならむ
うゐのおくやま けふこえて
あさきゆめみし ゑひもせす色はにほへど 散りぬるを
我が世たれぞ 常ならむ
有為の奥山 今日越えて
浅き夢見じ 酔ひもせず
wikipedia(http://ja.wikipedia.org/wiki/いろは歌)
≪まとめ≫
今回ご紹介した「いろは坂」は、
壮大な滝と紅葉のコラボレーションが味わえるので、秋の10月中旬~11月上旬は特におすすめです!
いろは坂は、観光スポット(華厳滝や中禅寺湖、竜頭の滝など)に行く際に通る道でもあります。ぜひ日光にお越しの際は、いろは坂にある「いろは歌」の看板にも注目してみてくださいね。
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