川治温泉 江戸時代から親しまれる湯治場

栃木県の『川治温泉(かわじおんせん)』という温泉をご存知でしょうか?
川治温泉は、栃木県日光市にある男鹿川と鬼怒川が合流する渓谷に佇む静かな温泉郷です。
江戸時代から、会津街道の宿場町として湯治の場として親しまれてきました。

温泉街として有名な鬼怒川温泉より11キロほど北に位置しています。電車も通っているため、比較的アクセスの良い場所です(最寄り駅は野岩鉄道会津鬼怒川線『川治湯元駅』)。
川治温泉は渓谷に囲まれおり、ほど近く温泉街の鬼怒川温泉と比べると、静かで落ち着いた雰囲気を楽しめる温泉です。

泉質は、アルカリ性単純泉で神経痛やリウマチなどのほか、特にケガに対する効能があることが有名で、
傷は川治、火傷は滝(現在の鬼怒川温泉)」と称されいます。

関連記事:
川治温泉 ホテル・旅館情報はこちら ≫

おすすめの観光スポット

龍王峡
By: TANAKA Juuyoh (田中十洋)

龍王峡

川治温泉の地には、鬼怒川・川治随一の景勝地として知られる龍王峡(りゅうおうきょう)があります。龍王峡は、その名の通り、まるで龍がのたうつ姿を思わせるような迫力のある溪谷です。
2200万年ほど前に海底火山の活動によって噴出した火山岩が、鬼怒川の流れによって侵食されて作り出されました。
龍王峡は川治温泉と鬼怒川温泉の間、約3キロに渡り、龍王峡~川治温泉までのコースは遊歩道が整備されています。起伏が少なく、3~4時間程のちょうどいいハイキングコースです。

特に、紅葉が鮮やかな10月下旬から11月上旬には多くの観光客が訪れています。

道祖神めぐり

のどかな川治温泉郷を、川治温泉で昔から親しまれてきた道人神を巡って歩くのが、おすすめの散策コースです。散策コースには、パワースポットである道人神、温泉神社やおなで石などがあります。
清流の流れや山並みを眺めながら歩くとリフレッシュになると思います。

それと!
散策途中で「大黒屋製菓店」に寄って、川治温泉名物の「温泉まんじゅう」をぜひ食べてみてください!
朝から手作りの数量限定なので、早めの時間に行くことをおすすめします。温泉まんじゅうは、お土産にも最適ですよ。(大黒屋製菓店:0288-78-0138/栃木県日光市川治温泉高原48-3/営業時間:9:00~20:00/年中無休)

ホテル・旅館情報

川治温泉には、源泉かけ流しの見晴らしの良いお宿が複数あります。
宿泊施設については、 川治温泉のホテル・旅館一覧 をご覧ください。

男鹿川沿いには、「薬師の湯」という共同浴場があります。ここは、清流を眺めながら湯に浸かれて開放感があってよいのですが、解放的過ぎて丸見えになっちゃうかもしれません。女性の方は特にホテルや旅館で、温泉に浸かった方が安心だと思います。せっかく日光まで来たからには、泊まってのんびり過ごす事をおすすめします♪

~*~*~下記に概要を書きました~*~*~

川治温泉 概要

住所 栃木県日光市川治 (野岩鉄道会津鬼怒川線「川治湯元駅」近く)
泉質 泉質:アルカリ性単純温泉。無色透明でクセが無く入りやすい。
効能:神経痛や筋肉の痛み、疲労回復、切り傷ややけどなどに良いとされている。
交通アクセス お車で :県道霧降高原道路「青柳平」から約50分
電車で :東武鬼怒川線「鬼怒川温泉」からバスで約85分
近くの観光スポット 間欠泉
中心にある噴泉橋から、大きく鳴り響く音とともに白い蒸気を上げて120度の高温泉をが噴き上がります。
湯柱の高さは20~30mにも達し、圧巻の噴き上がりが見ることができます。(TEL0288-97ー1136 日光市栗山総合支所観光課)
川俣湖
川俣ダムの完成によって生まれた人造湖です。瀬戸合見晴休憩舎から見下ろせるルリ色の湖水や山々の景色は美しいです。ヤマメやイワナ、コイなどの釣りのメッカでもあります。(TEL0288-22-1525 日光市観光協会)
瀬戸合峡渓谷
凝灰岩の浸食によって生まれた峡谷です。
合峡にかかる「渡らっしゃい吊橋」からは、川俣ダムや岸壁を間近で眺めることができます。
「日本観光百選」に選ばれており、紅葉の景観は格別です。(TEL:0288-22-1525 日光市観光協会)
お問い合せ先 0288-77-3111 鬼怒川・川治温泉公営観光案内所

ぜひ川治温泉でゆっくり癒されに、栃木県までお越しくださいね!
栃木の観光情報では、今後も栃木県の観光やイベントなどの情報を発信していきます。
引き続き、お付き合いいただけると嬉しいです(^0^)

ここまで読んでいただきまして、ありがとうございます!
↓ポチッをしていただけると励みになります。

↓「いいね!」で更新情報がチェックできます!↓