日光の華厳の滝~日本代表する名瀑

栃木県日光市にある「華厳の滝(けごんのたき)」。日本の滝の中でもとても有名な滝です。
華厳の滝は、「日本三大名瀑」※のその一つで、その中でも知名度も迫力も代表格であります。
※「日本三大名瀑」とは、「華厳の滝」「那智の滝」「袋田の滝」の3つの滝です。


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竜頭ノ滝の記事でもご紹介したとおり、栃木県日光市は滝が多いことで有名で、48もの滝が点在しています。滝めぐり観光をするのもおすすめです。

華厳の滝の特徴

By: houroumono
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華厳の滝は、中禅寺湖の水が高さ97mの岩壁から滝壺まで、一気に大量の水が落下する豪快な滝です。
ちなみに近年の大雨の時には、毎分30トンもの水量の水が落下していたといいます。周りの岩壁の美しさが、滝の壮大さをさらに美しく演出しています。

華厳の滝の歴史

華厳の滝を発見したのは、日光山開山の祖である勝道上人(しょうどうしょうにん)です。名前の由来は、天台宗の五時八教説の中の「華厳経」と呼ばれる華厳の滝仏教経典から名付けられたといわれています。

明治33年(1900年)に星野五郎平という方が、7年もの歳月をかけて滝壺近くに茶屋を開いたのが、滝を間近に見られるようになった始まりです。
昭和5年(1930年)には、近くの堅い岩盤を彫り、エレベーターが開通しました。エレベーターの設置が、多くの観光客が訪れるきっかけになったそうです。

華厳の滝は、昭和6年には、「国指定名勝」に指定されました。近年では、平成19年に華厳の滝が「日本地質百選」に選定されています。

四季折々に違った景色が楽しめます

By: dacheket
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華厳ノ滝は、5月には見事な新緑、6月にはたくさんのイワツバメが周辺を飛び回ります。

1月から2月にかけては、十二滝と呼ばれる細い小滝が凍るため、全体が青味がかったブルーアイスに彩られます。

季節によって異なる景色を堪能することができる人気の観光スポットです。

華厳の滝を見るには?

観瀑台の場所は、第二いろは坂経由で中禅寺湖方面へ20分 のところにあります。JR・東武日光駅より東武バスにて約50分、中禅寺温泉停留所下車より、徒歩5分ほどです。

  • 観瀑台から見る

無料の観瀑台からは滝の全容は見ることができないので、エレベーターで滝壺近くまで降りての観瀑台 がおススメです。
華厳の滝には硬い岩盤をくりぬいたエレベーターでは滝上と滝下、それぞれの展望台に行けます。

どちらからの眺めもよく、滝の流れる爆音も 加わり、間近でさらに迫力満点です。華厳ノ滝の垂直軸を大量の水が落下するとなると、巌にぶつかり立ち上る飛沫も大迫力といえましょう。
春から夏には、弾け飛ぶ水飛沫に清涼感を感じながら、飛沫浴が楽しめます。97mの落差から水しぶきをあげて落ちてくるこの激流はまさに圧巻です。

地下展望エレベーター運行は、8時~18時(季節により変更あり)までです。入場料は無料ですが、地下展望エレベーターは往復530円(小学生320円)かかります。

  • 明智平展望台から見る

 

By: TANAKA Juuyoh (田中十洋)
By: TANAKA Juuyoh (田中十洋)

華厳の滝は、明智平ロープウェーの終着駅である「明智平展望台」から遠望することができます。豪快さたっぷりの間近で見る華厳ノ滝もさながら、明智平展望台からの景観も素晴らしいものです。
華厳の滝と中禅寺湖のコラボする絶景を拝むこともできます。

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栃木観光情報を、ここまで読んでくださり、ありがとうございます!
近くで見る華厳の滝は迫力がありますが、遠くから中禅寺湖といっしょに眺めるのも絵になりますね。
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