宇都宮餃子!餃子消費量日本一!

全国区で知られている「宇都宮餃子」!
宇都宮市は、餃子消費量日本一です(総務省統計局「家計調査年報」2013年度調べ)。宇都宮市内には、餃子専門店と料理店が合わせて約200軒あります。
今回は、宇都宮餃子の特徴をご紹介したいと思います。

宇都宮餃子のルーツ

昭和15年に軍宇都宮出身の将兵が満州に駐屯した後、帰国して本場の製法を持ち込んだのが始まりと言われています。
餃子づくりに使う白菜は冷涼な気候での栽培に適しています。宇都宮は、白菜やニラが手に入りやすい土地でした。宇都宮と中国は気候に似ていたため、本場の味を再現することができたそうです。

宇都宮餃子の特徴

By: Tatsuo Yamashita
By: Tatsuo Yamashita

ニンニクが入っていないのが基本です。具材は肉が少なめで白菜やニラなどの野菜がたっぷり入っています。野菜の比率が高いためあっさりとしていて、何個でも食べられる味です。
大きさは小ぶりで、7.5cm~9.5cmのひとくちサイズのものが多いです。専門店の一つ「正嗣」では、1人前6個ですが、目安として2~3皿を注文することをおすすめします。価格は、一人前6個で150円~200円程度です。
種類は店によって異なりますが、基本はヤキ(焼餃子)、スイ(水餃子)、アゲ(揚餃子)の3種類です。注文するときに、「ヤキダブルで!」(焼き餃子2皿)と言って注文するとツウぶれるので、試してみてください。
専門店では、お土産用として冷凍餃子も販売されています。テイクアウト用として焼餃子を注文することも可能です。

・・・静岡県浜松市の「浜松餃子」との比較

宇都宮餃子と同じく有名な、静岡県浜松市の「浜松餃子」。宇都宮市と浜松市は、餃子消費量で全国トップ争いを繰り広げています。浜松市は、2013年は餃子消費量全国第二位です(総務省統計局「家計調査年報」2013年度調べ)。

「浜松餃子」はどんな餃子でしょう?

By: Kim Ahlström
By: Kim Ahlström

具材に浜松で手に入りやすいキャベツや玉ねぎを使用しています。
焼き方は円形に並べて焼くのが主流です。付け合せとして、基本は茹でモヤシが添えられています。浜松水餃子、揚げ餃子を出すところは少なく、焼き餃子で直球勝負!のお店が多いです。価格は一人前(10個)で400~550円程度です。
宇都宮とはまた違った美味しさのある浜松餃子も食べみたいですね。

宇都宮のシンボル「餃子像」

By: yoppy
By: yoppy

「ギョーザの街」宇都宮を象徴するこの「餃子像」は、1994年にテレビ東京系のバラエティー番組「おまかせ!山田商会」の町おこし企画で、宇都宮市とタイアップして、宇都宮餃子のPRのため設置されました。
“餃子の皮に包まれたビーナス”というユニークなデザインをしています。素材は、宇都宮特産の大谷石(おおやいし)です。場所は、JR宇都宮駅西口改札を出てすぐの2階デッキに設置してあります。「餃子像」は宇都宮に来た人をいつでも出迎えてくれています。

餃子のテーマパーク「来らっせ」

By: Dick Thomas Johnson
By: Dick Thomas Johnson

来らっせ」は、27店の味を、日替わりメニューで味わえる「餃子のテーマパーク」です。来らっせでは、餃子作り見学や餃子の手作り体験も開催しています。

宇都宮餃子ファンへの感謝祭「宇都宮餃子祭り」

By: Kentaro Ohno
By: Kentaro Ohno

年に一度11月初旬に、宇都宮餃子店が出店する「宇都宮餃子祭り」が開催されています。県外からも来場者が多く、2013年度は14万2千人が来場しました(宇都宮市観光交流課調べ)。どのお店も一皿(3個)100円で提供しているので、一日で複数のお店の味を食べ比べることができます。出店するお店は、宇都宮みんみん、中国飯店、味一番、餃子会館、青源などです。会場は東武宇都宮駅から徒歩約10分のところにある宇都宮城址公園で開催されています。入場料は無料です。

地図 宇都宮餃子祭り会場「宇都宮城址公園」

 

宇都宮市内の宿泊先をお探しの方は、宇都宮市のホテル一覧 を参考にご覧ください。


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