いろは坂ルート案内~登りと下りでルートは異なります

(>前々回の記事)でご紹介した、栃木県を代表する紅葉スポット日光「いろは坂」。
今回は、いろは坂のルートについて詳しくご紹介します。

いろは坂は、一方通行となっております。登りは「第二いろは坂」で、下りは「第一いろは坂」です。

第二いろは坂とは?

中禅寺湖方面への上り専用道路です。看板では「い」から「ね」までの20のカーブあります。
第二は、下りの第一に比べると勾配もきつくはなく、車線も2車線です。気持ちよく急カーブを切り抜けるもよし、右側車線でのんびりドライブするのもよいでしょう。

第二いろは坂で休憩できるビュースポット

  • 黒髪平(くろかみだいら)

By: machu.

第二いろは坂の途中には、「黒髪平展望台」があります。小さな駐車場で、ツーリングなどの休憩におススメです。位置は、明智平に向かう直前にあります。
黒髪平からは、日光連山を眺められるのはもちろん、いろは坂のつづら折り(ジグザグ)の急坂を眺めることができます。通り過ぎてしまっても、一方通行で戻れませんのでご注意下さい。ほかに、日本の道百選「いろは坂の碑」があります。

  • 明智平(あけちだいら)

By: dacheket

第二いろは坂の終点付近には、明智平のドライブインがあります。
。大きな駐車場があり、レストハウスには食堂や売店があり、ゆったりの休憩に最適です。ここでは、日光銘菓のおみやげも買えます。外の売店にある明智だんご・海老の湯葉串・大鶏串、ゆばアイス、レモン牛乳のソフトクリームなどがおススメです。夏には、日光天然氷のかき氷も食べられます。

明智平からは、第一いろは坂や般若滝(はんにゃだき)を望むこともできます。そして、関東平野までも見渡せる大パノラマが絶景です。また、道路はここから中禅寺湖までは対面通行となり、中禅寺湖方面から明智平までは、降りてくることもできます。

  • 明智平ロープウェイ

By: dacheket

この絶景の明智平からは、ロープウェイも走っいて、さらなる絶景に辿り着くこともできます。標高1473mの明智平展望台まで、ロープウエイでたったの3分です。ここから、男体山や中禅寺湖、華厳の滝などの大パノラマが一望でき、周囲の雄大な山並みと合わせて絶景が広がります。明智平展望台は、日光を代表する絶景のビューポイントです。

この明智平を名付けたのは日光山を再興した天海大僧正(てんかいだいそうじょう)なのですが、それは実は明智光秀であるいう説もあります。徳川家康に匿われ、僧籍に入り日光山の貫主になった明智光秀が、主に眺めの良いこの地に、自分の名前を残したとうい説です。この説からも、明智平からの展望がどれほどの絶景であることがわかりますね。

第一いろは坂とは?

中禅寺湖方面から下り専用道路が第一いろは坂です。看板では「な」から「ん」までの28のカーブあります。第一は、上りの第一に比べると最大勾配が14%もあり、道路幅広めの、1車線です。

第一は、ヘアピン状のくねくねした道が多く、きつい急カーブが連続します。この急カーブでよくバスが通れるものだと、感心するほどです。ちなみに第一いろは坂は、2014年11月の女子駅伝のコースとなりました。800メートルを超す標高差と、急カーブの中のマラソンとは驚きです。くれぐれも運転の際は、スピードを出し過ぎないよう、慎重に下りましょう。

第一いろは坂で休憩できるビュースポット

  • 方等の滝(ほうとうのたき)・般若の滝(はんにゃのたき)

また、坂の途中には、方等の滝・般若の滝を望めるポイントがあります。展望のための駐車場や区画線があるわけではなく、道路左側に半円形のスペース膨らんでいるだけなので、駐車の際は注意が必要です。ここには「日光有料道路完成記念」という石のプレートがあります。第一いろは坂は、昭和29年開通した有料道路です。その後、交通量の増加のため渋滞解消を目的に、1965年第二いろは坂が完成ました。

秋の紅葉シーズン中は渋滞するほどの人気ですので、余裕をもってお出かけすることをオススメします。

 

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